kin kon kan2

kinkonkan2

(カンガエルレコード kngL002) 10曲入り/¥2,700 (税込)

チャンゴとドラムによる、「間」や「揺らぎ」を意識した、「汎アジア」のグルーヴ感。躍動感のある木琴と鉄琴の自由な旋律、縦横無尽にうねるサックス、深みを生み出すスーザフォン。
クラシック、ロック、ジャズ、トラディショナル、と様々なバックグラウンドをもつ6人のメンバーによるアンサンブルは、単なるミクスチュアではない斬新な音楽世界を作り上げる。
今回のアルバムでは、各メンバーのオリジナル曲に加え、近年注目を集めるミャンマー伝統音楽や北朝鮮歌謡等、これまで取り上げられることの無かった楽曲のカバーも収録した。

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  1. meek&vivid [作・編曲:小林武文]

    2014年に瀬戸内海の直島で、鈴木広志たちと行ったワークショップで、地元の小学生たちが描き上げた巨大なコラージュ絵画作品から受けたイメージをもとにつくった曲です。
    曲後半のメンバーの演奏は、色彩が飛び散り、様々な形が縦横無尽に躍動している様子が、まさにそのまま音楽になった!という感じがしました。
    子供たちの書いた絵の印象からそのまま「素直で鮮やか」という意味のタイトルにしましたが、「直島」の名前の由来にも、島民がみな素直な性格だったという話も残っているそうです。
  2. ベインバウン bein baung (ミャンマー伝統曲)[編曲:琴鼓'n管]

    1枚目のCDと同様本作でも録音&ミックスエンジニアは井口寛さんです。
    井口さんは数年前よりミャンマーへ度々赴き、現地の音楽を録音、収集するという活動を続けています。
    あるときスタジオで 、録れたてのミャンマー伝統音楽の録音を聴かせてもらった時の衝撃は忘れられません。
    エキゾチックだが、音階リズムどれをとっても、これまでに聞いたことのあるインド、タイ、インドネシア、ベトナムなど、他のアジアの音楽とは違う。にもかかわらず、音階打楽器サインワインの音色がどことなく日本の小鼓に似ているのでどこか懐かしい感じがする・・・。
    そんなミャンマーの音楽を琴鼓'n管でやってみようという鈴木君の提案にしたがい、メンバーの力を総動員して取り組んだのがこちらのトラックです。
    原曲に入っている音階打楽器とリード管楽器をビブラフォン、マリンバ、ソプラノサックスで極力再現、ドラム、チャンゴ、スーザフォンは各自が試行錯誤してアプローチしました。
  3. トータスと私 [作・編曲:小林武文]

    映像作家の川喜田茉莉さんの同名の映画作品用に作った楽曲です。
    ぎこちない4拍子のようで実は11拍子という少々変わったリズムのループですが、
    メロディは人懐っこい感じです。
    数人の小学生と個性的な大人たちが交差しつつ何も起きない宝のような時間に関する映画です。
    元々映画のためだけに作った曲ですが、個人的にも気に入っているので
    琴鼓'n管のレパートリーとなりました。
  4. tortoise [ 作・編曲:小林武文]

    前曲同様「トータスと私」という映画作品用に作った楽曲ですが、 映画の中では、4小節のイントロのループのみ使われ、メロディーは没になりましたが、
    曲として自分ではとても気に入っているので、ことあるごとに演奏しています。
    この映画のワンシーンで、大きな陸ガメが夜中の児童公園の砂場をのそのそと歩いているシーンから イメージが膨らみ曲となりました。
  5. kweli [作曲:相川瞳 編曲:琴鼓'n管]

    琴鼓'n管ではビブラフォンを担当のマルチ打楽器奏者・相川瞳の作品。
    アフリカ音楽を想起させるようなペンタトニック音階のメロディー。
    ドラムと韓国打楽器による、浮遊するような変則的なリズムの上で メンバーのアグレッシブなアドリブが炸裂しています。 アフリカの5音階は、どこか日本の民謡にも似ていて 聴いていると「ルビンの壺」(ワイングラス<=>向かい合った顔) のように日本とアフリカを往復するような感覚を覚えます。
  6. のまどの春[作・編曲:小林武文]
  7. モールス [作・編曲:上原なな江]
  8. 犬に追われて [作曲:鈴木広志 編曲:琴鼓'n管]
  9. オーレオーレキンコンカン [作・編曲:鈴木広志 作詞:鈴木広志]
  10. 豊年鳥が飛んでいく (朝鮮歌謡) [作詞:ハン・チャンボ 作曲: リ・ドンジュン 編曲:小林武文]